芝生の校庭トライアル

ここでは神戸製鋼所・西神グラウンドにおける、芝生の植栽実験の様子をご紹介します。
(写真はクリックすると大きくなります)

2001年8月29日(水) 使用制限により、芝生がほぼ回復。

使用制限から約4ヶ月。もともと密度の薄かったエリアを除いて芝生がほぼ回復。特に野芝とティフトンの混植エリアはかなりよい状態にまでなっている。またほぼ擦り切れ状態だったテニス場とグラウンドの間の部分(見学者が集中する所)も、非常によく回復している。細かい検証作業はこれからであるが、かなり傷んだ場合でも方法によっては十分回復できそうである。







 
 




2001年5月19日(土) 傷みが激しいため、当分の間使用制限を実施。

昨年の供用開始から、毎週土日はほとんど一日中少年サッカーの練習で使用。特に使用制限などはしていなかったが、グラウンドの傷みが激しいため4月より当分の間使用を中止する。実験の意味もあって、今年(2001年)になってからは基本的には天水(雨)のみ。肥料もほとんどやっていない状況である。4月の中旬は特に悪い状態だったが、使用制限をすることで緑が少しづつ復活してきたとのこと。管理人の方に「芝生って強いもんやなー」と言われる。






 
 




2000年11月22日(水) 固決土壌により芝生の摩耗が進行

8月末の供用開始から約3カ月を経過。グラウンドは全体的に磨耗が進行し、薄くなった部分が目立つ。主な原因は固結土壌であると考えられる。またオーバーシード作業のために夏芝(暖地型芝)の茎刈りをした後、利用規制をしなかったことも原因のひとつと推測される。またセントオーガスチングラスなどは比較的低刈りに弱いので、草丈の異なる数種の試験をしている難しさを表しているとも言える。

2種と4種の中央ラインと両ゴール部はすでに裸地化が進んでいる。またセントオーガスチングラスも葉の部分が擦り切れ茎だけになっている。今の時点で最も状況のいいのは、ノシバ(ひめの・エルトロ)+ティフトン419区。元々草丈が低い品種なので、オーバーシーディング準備の低刈にも耐えたと考えられる。当面の作業としては、擦り切れ・踏圧を軽減するために、表面に砂をかける目砂作業を行う予定。土壌改良や品種、オーバーシード作業など、様々な観点から現在の状況を検証し、来年の春に向けての回復手段を検討することが必要である。






 
 




2000年10月27日(金) オーバーシード後のグラウンド状況

オーバーシードから約3週間が経過。特に立ち入り制限などをせず、週末のグラウンド利用を続行したが、暖地型とうまく混生しており、今のところは発芽状況としては使いながらでも良しとしたところ。ゴールポスト付近は多めに播種しているため緑色が濃く出ている。また9月20日に行った土をほぐすシャタリング作業後、約1カ月は踏圧・排水性は改善されていたが、現在は再び固決が進んでいる。






 
 




2000年10月5日(木)晴れ オーバーシード作業実施

暖地型2種エリアに冬芝をオーバーシード。平日にもかかわらず、一般のボランティア2名にも参加いただいた。この日は気温の低下が予想されたため、午後1時から作業開始した。

芝草の品種はケンタッキーブルーグラス(5mg/m2)とトールフェスク(15g/m2)。オーバーシードをしない場所と比較するため、2種エリアの半面(施工面積は1,680m2)に限定して作業を行った。オーバーシード後も、特に利用制限はせず、使用を続ける予定である。 (施工協力・資材提供:東洋グリーン株式会社)






 
 




2000年9月28日(木)供用開始から約1カ月後のグラウンド状況

8月26日の供用開始から約1カ月を経過。この間、毎週の土日はほぼ終日少年サッカーの練習で使用(平日は使用なし。9月16日(土)と23日(土)は雨のため使用なし)。 小学校の校庭への展開を前提にしているため、今のところは特に使用制限は設けていない。

写真は9月28日のグラウンド状況。踏圧により芝生が剥がれた部分が目立ち始めている。水捌けの悪い場所では、散水の水がたまっている。隣接するビルの屋上から見ると、グラウンドの中央部に、水捌けが悪く裸地化した箇所が見られる。10月5日には、冬芝のオーバーシードを行う予定である。






 
 




2000年9月20日(水) シャタリング作業を実施

前回の調査で土壌の固化が激しかったため、9月20日に機械によって土壌をほぐす作業(シャタリング)を実施。専用の機械により、深さ約15cmで土を切りほぐす感じである。写真は当日のグラウンドの様子。芝生の禿げた部分も見られる。この作業は東洋グリーン(株)の協力で実施された。

 






 
 




2000年8月28日(月)イベント後のグラウンド状況

8月26日のオープニングイベント後の8月28日(月)、枯れこみ、保水性、根の伸長状況等、グラウンドの状態を調査した。枯れこみについては、一部に踏圧及び乾燥による枯れ込みを確認。また床土を掘ってみると、芝生が変色している部分の土壌は固く乾燥していることが確認された。また緑色に残っている部分は比較的土壌も柔らかく水分を含んでいる感じ。これは改良の方法に関係なく、土壌改良の時の施工の不均質によるのではないか推測される。

根の伸長は2〜4cmまでがやや健全と思われる。全体的に土壌の固結が激しい。暖地型もやや細く痩せ気味と思われる。散水ムラにより水が少ない所が乾燥し、踏圧に耐えれなく枯れ込んだと推測される。今後、寒地型芝生のオーバーシードを予定しているため、その前に土壌をほぐす作業(シャタリング)を行ない土壌の固結を緩和する予定である。






 
 




2000年8月26日(土)晴れ 植栽地のオープニングイベント開催

3月末の施工から約5カ月。この日から西神グラウンドの芝生試験植栽地の供用を開始した。先日の千葉大学・浅野先生の所見にあるように、暖地型2種と寒地型2種を混植した4種エリアの方は、寒地型の生育が勝り暖地型の芝生が十分に形成されていない部分がある。「焼け」の見られた寒地型のケンタッキーブルーグラスについては、秋に再度オーバーシードする予定。

これに対して暖地型2種のエリアは、それぞれの芝生が網の目状にしっかりと絡み合い、土の上にしっかりとしたターフ層が形成されている。「網の目」の間から指を入ると第一関節ぐらいまでがすっぽりと入り込む感じ。4種エリアに比べて歩行時のクッション性も高い。

この日は、午前9時からヴィッセル神戸のご協力でサッカークリニックを開催。少年サッカーチームの小学生3チーム約100人が、ヴィッセルの初代主将・石末龍治さんなど3名の元Jリーガーから約2時間の指導を受けた。

クリニックの後、石末さんに芝生の感想を聞いたが「まったく問題ない。サッカー場に比べたら少し荒いが、校庭ならこれぐらいの方がいいのでは」。芝生の茎が露出してひっかかりが気になった部分も、「全然気にならない」とのこと。またサッカーチームのコーチの印象では「土にくらべてバウンドしない。プレースタイルを変える必要があるかもしれない」などの感想が聞かれた。また子供たちには「転んでも痛くない」と概ね好評。今後もグラウンドを使用したコーチ・子供たちの声はアンケートとして練習終了後に回収し、データとして蓄積していく予定である。

この日は神戸製鋼のご配慮で、特別に隣の土のグラウンドも使用したが、芝生のグラウンドに比べて照り返しがきつく、地表の温度もかなりの差があると考えられる。このためか、土の上ではまったく見られないトンボが、芝生のグラウンドの上では数多く見られた。クリニックの後は3つのチームによる練習で終日使用。しばらくは校庭での使用を前提に、条件は特に制限せず、芝生の耐久性を観察する予定である。






 
 




2000年8月11日(金) 焼けと病害についての、千葉大学・浅野先生の所見

神戸製鋼所・西神グラウンドの植栽プランを監修いただいている千葉大学・浅野先生が8 月8日に神戸に来られ、現地の状況を視察された。以下、4種エリアの寒地型芝草で発生 した「焼け」と「病害」についての浅野先生の所見である。今回は芝生スピリット神戸としても、貴重な経験となった。


●芝草の植え付け時期について

この試験では校庭の利用制限期間をできるだけ短くしたいという意図から、3月末に暖地型芝草と寒地型芝草を同時に植栽することを試みましたが、結果的にはやや無理があることがわかりました。この時期に両者を植え付けると、実生による寒地型芝草の生育が勝り、暖地型芝草を圧倒してその生育を抑制してしまう傾向が見られました。その上、高温・乾燥で、幼苗期の寒地型芝草の枯れ込みが目立つという結果になりました。一方、暖地型のみの植栽地では、生育は順調で、ほどよいバランスの混植状態になっていました。

以上のことから、植栽はやはり通常どおり2回に分けて行うべきで、春には暖地型芝草のみを植えつけて夏までにターフを完成させ、秋(たとえば初秋の利用が済んだ『体育の日』の直後辺り)に寒地型芝草(トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス)をオーバーシ ードして両者の混生を図るという手順がよいと思われます。(この間、また1ケ月位の使用制限期間が必要になりますが。)

●養生管理について

芝草が十分に生育し、地面が見えなくなって、芝生として一応完成するまでの間の養生は極めて大切です。いままでの校庭芝生化の失敗は、この養生期間を待てずに、早々に供用を開始してしまったことに一番の原因があるといわれます。使用制限を厳守してもらうことと、十分な施肥、灌水が肝心です。特にこの時期、灌水がまだ不十分のようですので、できるだけ頻繁に水やりをお願いしたいと思います。

大変なのは今の時期だけです。芝生ができあがった来年以降は管理はずっと楽で楽しいものになるはずですので、とにかくこの時期だけはできる限りこまめに面倒をみてあげて下さい。芝生造成の成否は“今”にかかっていると言っても過言ではありません。

 






 
 




2000年8月3日(木)晴れ 4種エリアで「病害」と「焼け」が発生

7月の下旬より、4種エリアのケンタッキーブルーグラス(寒地型)に「病害」と、暑さによる「焼け」が発生。(病名はおそらくブラウンパッチ) ただし、寒地型の1種に被害が見られるものの、暖地型には伝染していない。これは複数の草種を混ぜることで病害の拡散を防ぐブレンドターフの特徴でもある。


プランを監修していただいている千葉大学・浅野先生に報告したところ、「やはり山陽地域でのケンタッキーブルーグラスの夏越えは難しかった」とのこと。殺菌剤(農薬)を散布するという方法もあるが、農薬を使わないという基本理念や、試験植栽ということを踏まえれば、スタッフの間でも自然淘汰を待つべきとの意見が多く、浅野先生とも相談の上このまま様子をみることにする。

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今回の焼けと病害の原因としては、寒地型を春に暖地型と同時期に施工した結果、発芽の早い寒地型が優勢になり、その結果被害の拡がりが大きかったことが挙げられる。暖地型を十分にターフ形成させた後、寒地型を秋に播種する方向で考えることが必要であろう。また刈高も暖地型に合わせてやや落し、寒地型を窒素(N)で焼くことを恐れて控えていた施肥も少量多施で実施することなどが、今後の対策として考えられる。






 
 




2000年6月24日(土)曇り ボランティア13人で除草作業

梅雨のシーズンに入り、気温の上昇と共に雑草が目立つようになってきた。特に養生期間中の除草は、初期の芝生の形成にとって重要な作業とされている。雑草を放置しておくとその部分だけ芝生が繁殖ぜず、密集した芝生の形成に影響を与えるためである。また一般の公園などでも、雑草が枯れた後そこから擦り切れによる「裸地化」が拡大し、芝生が消えてしまうケースが多い。

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この日は午前10時から、ボランティア13人が作業を開始。抜いた雑草は、家庭用のゴミ 袋など比較的大きなビニール袋に入れていく。また大きな雑草を抜いた時にできる穴は砂で埋めるため、スコップと砂を入れたバケツも用意。また日差しを避けるための帽子や軍手なども各自が持参した。作業は約2時間で終了。 また参考までに、芝生の生育を助ける肥料は、これまでに5月23日と6月20日の2回散 布。(ただし6月20日は暖地型2種エリアのみ)
NPK成分比(※)12-10-10の化成肥料 を使用。量は1m2あたり50g程度である。
※NPK成分比=植物の生育に不可欠な窒素(N)リン酸(P)カリ(K)の成分比

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2000年6月5日(月)晴れ 初めての刈り込みを実施

西神グラウンドの試験地で、ゴルフ場用品(株)にボランティアとしてご協力いただき、4種エリアで初めての刈り込みを実施。刈り込みは、芝生の上への成長を抑制し横への成長を促すためにも必要な作業である。

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刈り高は現在の芝生の状況を考慮し38ミリ程度。一度に刈り込める量は芝生丈の約3分の 1が限度とされ、それ以上になるとダメージが大きすぎると言われている。使用した芝刈機は、刈りカスを細かく内部で粉砕してグラウンドに戻すもので、刈りカスの後処理(まとめて捨てる等)が不要。土壌にとっての有機肥料にもなるので、現状ではベストの機材のようである。作業は約30分で終了。 ※ なお刈り込み作業は、その後同様のやり方で6月25日、7月3日の3回実施(7月12日現在)。刈り高はいずれも38mm。

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またゴルフ場用品(株)のご厚意で、自走式のスプリンクラーをお借りした。これはグラウンドの端まで行くと自動的に戻ってくるタイプのもので、放水位置を移動させる必要がないため、作業の効率化に大きく役立っている。

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2000年5月20日(土)晴れ 千葉大学の浅野先生が視察に

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千葉大の浅野先生の来阪に合わせ、試験地の西神グラウンドに多くのボランティアスタッフが集まった。試験地の概観は、前回(4月29日)に比べ、4種エリアでは緑の密度が濃くなりムラも少なくなった様である。2種エリアの方も、遠目にはうっすらと緑色がかった様であるが、4種エリアとの違いはまだはっきりと分るようである。

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4種エリアは芝生の密度も比較的濃くなってきており、直線状のムラなどが目立つが、これは種子散布時に生じるものであり、生育に関しては全く問題にはならないとのことである。

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2種エリアでも、やっと緑の葉が見えだして来た。4種エリアに比べかなり遅い気がするが、現段階においては全く問題がなく、順調に生育しているとのことである。これからが重要であり、肥料を施せば問題なく生育するそうである。

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芝生内には雑草が見られる様になってきた。原因としては、風による飛来や鳥のフンに混じっていたことなどが考えられる。種類は10種類以上が数えられたが(※)量的にはそれほど多くなく、また丈も低い。この段階で取り除いておけば、芝生に対しては問題ないそうである。

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※試験植栽地で見られた雑草。季節がら「春の七草」も。 シロザ、ヨモギ、ツユクサ、タデ、ハコベ、スズメノテッポー、クローバー、ヤエムグラ、エノコログサ(ねこじゃらし)、コオニタビラコ(ほとけのざ)etc.






 
 




2000年4月29日(祝)晴れ 試験植栽から約1カ月

ゴールデンウィークの初日、試験植栽から約1カ月たった養生管理中の生育経過を記録するため、西神グラウンドに向った。グラウンドに到着したのは、午後2時過。グラウンドは散水の最中だった。Y産業のKさんが夫婦で散水当番に来られていた。



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試験地の第一印象は、4種エリアと2種エリアがくっきりと別れていることである。寒冷型を播種した4種エリアは、一面とはいかないが、うっすらとした緑のカーペットの様に見えるが、近づいて観察すると細かい葉がまばらにでてきている程度である。少しムラが出来ており、素人目にはこれでいいのかと少し不安になった。 また暖地型のみの2種エリアは施工時とほとんど変化が見られず、こちらの方がかなり不安をおぼえる。各エリアごとに40cm×25cmのコデラートを置いて記録写真を撮影してみたが、近づいて写真を撮ってみると、4種エリアと2種エリアの差は遠目で見るほど顕著には分らない。 今回は、諸般の事情により想定していた時期より1カ月以上も早く施工したこともあり、芝生の育成に関してはこれからが顕著な変化が見られる予定である。 播種エリアには鳩など鳥の飛来が多く見られる。またAゾーンの端部で土砂が流れ出しており、芝生にもかなりの影響がでるものと予想される。



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4種エリアと2種エリアは40cm×25cmのコデラートの範囲で見る限りは、現在のところ大きな差にはなっていない。



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暖地型
バミューダグラス(ティフトン419)
ノシバ(ひめの)
寒地型
トールフェスク(サザンチョイス)
ケンタッキーブルーグラス(ドラゴン)

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バミューダグラス(ティフトン419)
ノシバ(ひめの)

 
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暖地型
バミューダグラス(ティフトン419)
ノシバ(エルトロ)
寒地型
トールフェスク(サザンチョイス)
ケンタッキーブルーグラス(ドラゴン)

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バミューダグラス(ティフトン419)
ノシバ(エルトロ)








 
 




2000年4月8日(土)晴れ 散水作業を継続実施中

初期養生管理で最も重要なのが散水作業。移動可能なスプリンクラー3基(試験工区内に常備)で、1カ所あたり約30分散水。その後は場所を変えながら、グラウンド全体に散水するよう順次移動。所要時間は約3時間(午前でも午後でも時間指定はなし)。神戸製鋼所の皆さんにボランティアとして協力いただき、前日または当日が雨の場合を除いて基本的には毎日実施している。

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2000年4月3日(月)曇り 試験植栽残り工区を施工

グラウンド状態の関係で3月30日にできなかった、残りの部分を施工。この日は土散布用の機械も使用し、午前中約3時間で予定していた面積のほとんどを完了。午後からは散水作業を実施。



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2000年3月30日(木)晴れ 試験植栽施工開始

2日前に降った雨の影響で地盤条件が悪く全面施工することは出来なかったが、試験工区のBゾーン(実験の概要参照)のみ実施することになった。

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まず芝草の洗浄茎を取り付けた二重ネットを施工位置まで小運搬。幅1.0m、長さ4.5mのケースは思ったよりも軽く、一人で運ぶことも十分可能。ダンボールを開けるとビニールにつつまれた芝生ネットのロールが入っている。ビニール内の芝生ネットは少し湿っているように見える。乾燥することが大敵とのこと。一度に梱包を開けず、敷設するものから開けるのがポイント。

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ロールネットの敷設は想像以上に簡単。ロールの両端に引っかけるように、敷設バーを取り付け、ガイドラインに沿って引き伸ばしていくだけ。少し経験すれば、素人でも敷設可能。この作業は結構楽しい。

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敷設のはじめは端部を足でおさえておくことでOK。目串を使う必要もない。敷設で重要なことは、乾燥を防ぐためロールネットを伸ばしながら、目土をかけていくことである。この日は床土の状態が悪いことや、目土散布機の調子も今ひとつのため、すべて「人力」施工。Bゾーンの幅9.375m、長さ45.0m、約420m2の敷設に2時間程かかった。目土散布機が順調であれば、今回の全試験区約3,400m2程度なら、一日で施工できるとのこと。

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ロールネットの特色のひとつと言えるのが端部の調整。ハサミで切ることでどのような形態にも対応できる。敷設完了後はローラーで圧着して作業終了。この施工方法は比較的簡単で素人でも十分に可能であり、学校での適応は可能性が高いであろう。

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